HOME > 【Tシャツのお直し完全ガイド】料金・納期から自分でできるリペアまで徹底解説
【Tシャツのお直し完全ガイド】料金・納期から自分でできるリペアまで徹底解説
Tシャツのお直し、こんなお悩みありませんか?
- ネットで買ったTシャツ、着丈が長すぎてバランスが悪い…
- イベントTシャツや限定品、サイズが合わなくて諦めている…
- お気に入りの長袖Tシャツ、半袖にして夏に着たいんだけど…
- 肩幅はぴったりなのに、身幅がダボついてシルエットが決まらない…
- サイズを間違えて返品もできないTシャツ、どうにか着られるようにしたい!
お持ち込みいただくTシャツについては、以下の点にご留意ください。
- 水着の補正及び修理は承っておりません。
- ラインストーンなどの装飾が多いTシャツは、針が折れる恐れがあるため補正をお断りする場合がございます。
- 巻きロックや特殊な裾の仕上げが施されているTシャツは、事前にご相談ください。
- 首周りのリブ交換用の布(リブ生地)はお客様でご用意をお願いします。
- かけつぎ修理は職人の手による特殊な作業です。小さな穴でも高額な修理になりますので、予めご了承ください。
Tシャツのお直しに関するご案内
Tシャツのお直しについて、いくつか大切な点がございますのでご確認ください。
着丈の調整について
- 着丈の長さのみ、見本に合わせた長さでお直しすることが可能です。
見本に合わせた全体的なサイズ調整について
お手持ちの見本Tシャツに合わせて全体的なサイズ調整をご希望される場合、以下の理由からお受けしておりません。
-
素材の違いによる着心地の差異:
お手持ちの見本Tシャツとお直しするTシャツでは、生地の種類や伸縮性が異なります。そのため、同じサイズに仕上げても実際の着心地が想像と違う場合がございます。 -
高額になる可能性:
全てのサイズを見本に合わせようとすると、お直し箇所が複数になり、その分料金が発生するため、合計金額が高額になってしまうケースが多く発生します。 -
仕上がりに関するトラブル回避:
過去に「思っていたのと違う」といった仕上がりに関するトラブルが多発したため、現在はお手持ちの見本Tシャツに合わせた全体的なサイズ調整は中止しております。

お直しのご依頼から完了までの流れ
「このTシャツ、直せるかな?」「どうやって頼んだらいいの?」
そんなお客様の疑問に寄り添い、当店ではご依頼からお渡しまでをシンプルで分かりやすい流れでご案内しています。
初めての方でもご安心ください。
1. お問い合わせ・お見積もり
お直しの希望箇所や内容を詳しくお知らせください。画像を添付いただくと、よりスムーズにお見積もりできます。
メールまたはLINEでお問い合わせ
まずはお気軽にご相談ください。お直しの内容や料金の目安をお伝えします。
店頭へお持ち込み
朝より営業しております。営業時間内に直接Tシャツをご持参ください。その場で状態を確認し、お見積もりいたします。
2. 採寸・サイズ指定
正確な仕上がりのために、お客様ご自身で採寸していただくことを推奨しています。
ご自宅での採寸方法のコツ:
仕上がり希望の丈で折る: 仕上がり希望の長さに裾を折り返し、ダブルクリップや安全ピンで留めてください。
- ※ゼムクリップは生地を傷める恐れがありますのでご注意ください。
- ※まち針をご使用の場合は、針が抜け落ちないよう十分ご注意ください。
見本Tシャツをお持ちの場合:
着丈の長さのみ、お手持ちの見本Tシャツに合わせた長さでお直しすることが可能です。
その際、見本Tシャツの状態や素材によっては完全に同じ仕上がりにならない場合もございますので、店頭でご相談いただくか、詳細を事前にお知らせください。
当店での採寸も可能:
事前に採寸が難しい場合は、LINEでお知らせください。ご来店時にスタッフが採寸いたしますのでご安心ください。
採寸をご希望の場合は、お時間をいただくことがございますので、時間に余裕をもってお越しください。
3. 受付・お支払い
ご依頼方法に合わせ、受付とお支払いをお願いします。
※追加料金が発生する可能性がある場合は受付時にお伝えし、作業前にご連絡を差し上げています。
店頭での受付:
- 朝より営業しております。営業時間内にご持参ください。(受付はまで)
- 来店予約をしていただくと、スムーズにご案内できます。
- 受付時に料金を現金でお支払いいただきます。
郵送での受付:
- 郵送でのご依頼はこちらのページをご覧ください。
- お振込み先のご連絡後、10日以内に銀行振込でお支払いをお願いいたします。
4. 作業開始
お客様の大切なTシャツを、熟練の技術で丁寧に仕上げます。
高品質な仕上がり:
Tシャツの伸縮性に対応したカバーステッチで、元のTシャツに近い自然な仕上がりを目指します。
裾引き仕上げ(シングルステッチ)には対応しておりませんのでご了承ください。
糸の色合わせ:
元の縫製糸と全く同じ色の糸はご用意できない場合がございます。Tシャツの生地に合う、最も近い色の糸を使用いたしますので、あらかじめご了承ください。
5. 納品
お直し完了後、準備が整い次第お渡しいたします。
店頭でのお渡し:
受付から3日~5日でお渡し予定です。仕上がりのご連絡が必要な場合は、ご登録いただいたLINEへご連絡差し上げます。
郵送でのお渡し:
ご入金確認後、3日~5日で仕上がり、準備が整い次第速やかに発送いたします。
完成後、事前連絡なしの追加料金はご請求いたしません。ご安心ください。
自分でできるTシャツのお直しとプロに頼むべきお直し
「ちょっとしたお直しなら自分でやってみたい」「でも、どこまでできるの?」 そんな疑問をお持ちの方へ、ご自宅でできる簡単なTシャツのお直しと、プロに任せるべきお直しについて解説します。
自分でできること
ご自宅でできるお直しは、主に以下の通りです。
家庭用ミシンでの丈調整:
Tシャツの丈調整は、ご家庭のミシンでも挑戦できます。
縫い方:
生地の伸縮に対応しやすいジグザグステッチを使用しましょう。
針と糸:
縫い針とミシン糸は、必ずニット用の専用品を使ってください。
注意点:
縫い代を十分に残して裁断するようにしてください。
誤って仕上がり線で切ってしまうと、希望した仕上がり寸法より短くなってしまいます。
裁断したTシャツの布端は丸まることがありますのでご注意ください。
破れ・穴あきの補修:
小さな穴あきや破れなら、手芸用品で販売の資材で応急処置が可能です。
補修布を使う場合:
手芸店などで手に入るアイロン接着タイプの補修布(ストレッチ用)を使用します。 詳しい使い方は、補修布の説明書をよく読んでください。
注意点:
これは穴の広がりを防ぐための応急処置です。元の状態のように穴が完全にふさがるわけではありません。 一度補修布を使用すると、後から「かけつぎ修理」はできなくなる可能性が高いです。 補修布を使用するには、アイロンが必要です。
手縫いで補修する場合:
小さな穴なら「巻きかがり」や「はしご縫い」で穴をふさぐことができます。 細い縫い針(メリケン針や絹針など)と、その針穴に通るサイズの糸(なるべくTシャツの色に近いもの)を使用してください。
ダーニングで補修:
古くからヨーロッパで行われてきたダーニングという補修方法をご存知ですか?
近年、日本でもこのダーニングが注目されており、カラフルな糸で補修すれば、穴をふさぐだけでなく、素敵なアクセントにもなりますよ。
注意点:
穴ふさぎの補修は穴の周りの生地を引っ張って縫い寄せるため、仕上がりが引きつって見えることがあります。 針でTシャツの繊維を切らないよう慎重に作業してください。繊維を切ってしまうと、そこから新たなほつれや穴の原因となることがあります。
裾上げテープを使った丈詰め:
ご自宅で手軽に丈詰めしたい場合、裾上げテープを使用する方法もあります。
アイロンで簡単に接着できるため、ミシンや手縫いが苦手な方でも挑戦しやすいのが特徴です。
メリット
手軽で安価: 必要な資材費だけで済み、手軽に挑戦できます。
待たずにすぐできる: お店に預ける必要がなく、思い立ったらすぐに短くすることが可能です。
デメリット・注意点
裾上げテープは便利な一方で、いくつか注意しておきたい点があります。
修正が難しい: テープの粘着力は非常に強力なため、一度貼り付けると剥がして修正するのが困難です。 位置決めは慎重に行いましょう。
糊残りや生地への影響: 剥がす際にテープの糊が生地に残ったり、生地自体を傷めたりする恐れがあります。 特にデリケートな素材のTシャツには不向きです。
仕上がりの厚み: 裾を折り返す分、テープの厚みも加わり、裾部分がややもたつく(厚くなる)ことがあります。 薄手のTシャツや、すっきりとした仕上がりを求める場合には、気になるかもしれません。
アイロン作業が必要: テープの接着にはアイロンが必要になります。
色の選択肢が少ない: テープの色は限られているため、Tシャツの生地と完全に合う色が見つからない場合があります。
裁縫ボンドについて:
ご自宅で接着剤での丈調整を検討される方もいらっしゃるかもしれません。
その際、「手芸用ボンド」と表示された商品には注意が必要です。
100円ショップなどで安価に手に入る「手芸用ボンド」は、木工用ボンドと同等の成分で、乾くとカチカチに硬くなるタイプです。
これらは布にも使用できますが、主な用途はフェルトのマスコット作りやワッペンの貼り付けなど、洗濯を想定しない工作です。
Tシャツなど衣類に使用すると、接着部分が固まってゴワつき、着心地が悪くなるだけでなく、見た目も不自然になってしまいます。
衣類のお直しには、手芸店やホームセンターで販売されている「裁縫ボンド」といった、衣類専用に開発されたものをご使用ください。
これらの商品は価格が500円前後と少し高めですが、乾いても柔軟性があり、衣類の風合いを損ないません。
しかしながら、ご使用になられたお客様から「数回のお洗濯で剥がれてしまった」とのことで、当店へ裾上げ依頼のためお持ちになられたこともございます。
長く着用したい大切なTシャツには、プロのお直しやミシン縫いをご検討ください。
もし接着剤を使う場合は、必ず衣類専用の「裁縫ボンド」を選んでくださいね。
なお、ご自身でお直しをされる場合は、お客様ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。当店では、ご自身でのお直しによる問題について一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
プロに任せるべきこと
より美しく、長く着用したいTシャツのお直しは、プロに任せるのが安心です。
1. カバーステッチでの仕上げ
Tシャツの裾や袖口の一般的な仕上がりは、表側が二本のステッチで縫われたようなカバーステッチです。これはニット専用の特殊なミシンでなければ再現できません。
伸縮性への対応: 既製品と同じように生地の伸縮に対応できるため、着心地や見た目を損ないません。
2. なぜプロに頼むべきか
Tシャツのようなメリヤス製品は生地が柔らかく、斜行しているため歪みやすい特性があります。そのため、お直し後のラインを美しく決めるのは非常に難しい作業です。プロの熟練した技術と専用の設備が、歪みのない自然な仕上がりを可能にします。
3. プロの技術のメリット
プロにお直しを依頼することで、以下のようなメリットがあります。
- 時間の節約: 慣れない作業に時間を費やすことなく、手間なく美しく仕上がります。
- 元の状態に近い仕上がり: 専用のミシンと職人の技術で、既製品と見分けがつかないほど自然な仕上がりを目指します。
- かけつぎ修理: 穴あきや破れが大きくても、元の生地に近い状態で穴を塞ぐことができます。料金は高額になりますが、大切なTシャツを諦めたくない方には最適な選択肢です。
Tシャツのお直しに関するよくある質問(FAQ)
まとめ:あなたのTシャツを長く大切に着るために
お気に入りのTシャツを長く愛用するには、ちょっとしたお手入れの工夫が大切です。せっかくお直しで蘇ったTシャツを、日々のケアでさらに長持ちさせましょう。
洗濯ネットを使いましょう。 洗濯時の摩擦や絡まりを防ぎ、生地のダメージを抑えられます。
おしゃれ着用洗剤がおすすめです。 「アクロン」や「エマール」などの中性洗剤は、Tシャツの繊維に優しく、色合いや風合いを保つのに役立ちます。
直射日光を避けて陰干しを。 紫外線はTシャツの繊維を劣化させ、色あせや傷みの原因になります。風通しの良い日陰で干しましょう。
着用後は速やかにお洗濯を。 汗や皮脂は生地の変色やニオイの原因になります。なるべく早く洗濯することで、黄ばみを防ぎTシャツを清潔に保てます。
裏返して洗濯すると色落ちしにくいです。プリントや色柄のあるTシャツは、裏返して洗うことで表面の色落ちを軽減できます。
プリントTシャツの干し方にも注意が必要です。洗いあがったら、プリント部分同士がくっつかないように広げて干しましょう。乾くとくっついて取れなくなったり、無理にはがすとプリントが破損したりする恐れがあります。
- 住所
- 〒599-8251
大阪府堺市中区平井343-1坂口倉庫13 - 営業時間
- 8:00~17:30
※(受付時間17:00) - 定休日
- 火曜日・水曜日
- 駐車スペース
- 3台|無料
- アクセス
- 原池公園から徒歩6分
- PC: [ページ右側の追従ボタンからお問い合わせいただけます。]
- モバイル: [フッターの追従ボタンからお問い合わせいただけます。]
これらの簡単なケアを取り入れるだけで、大切なTシャツの寿命がぐんと延びるはずです。ぜひ今日から実践してみてくださいね。
Tシャツお直し例
アクセス・お問い合わせ
お問い合わせ方法
ご不明な点がございましたら、メールまたはLINEよりお気軽にお問い合わせください。